人間は古代より【火】に魅せられて、そして大切な道具としてそれを扱ってきました。
人間がここまで文明社会を築く事ができたのも「火」の発見のおかげと言っても過言ではありません。
もちろんわが国日本においても、たった20〜30年前までは、囲炉裏や薪釜、薪のお風呂など
火と非常に近い関係を保っていたのは言うまでもありません。
最近の電気、ガス、石油など、スイッチひとつで火がつくような便利な生活は、
人間の長い歴史という観点から見れば、ほんの一瞬の間だけなのかもしれません。
現在、日本では「スローライフ」「スローフード」といった、ゆとりのある生活が見直されつつあります。
暖房器具も例外ではないのかもしれません。
薪ストーブの炎のゆらめきを眺めながら、ワイングラスをかたむける。
パチパチと薪のはぜる音を聞きながら、ソファーでうたたねをする。
照明を落とし、炎の柔らかな光で家族で夕食をとる。
どれも薪ストーブがもたらしてくれる贅沢な空間です。
暖房器具として非常に経済的にも優れているだけでなく、
こういった付加価値が見直されている事が最も重要なことでしょう。
薪ストーブとは暖房器具の枠を超えた「癒しのプレゼンター」なのかもしれません。